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2023年の良かった体験:コーチング、そしてその学び
気づき
- 心の底から納得せずに、ただ無闇にポジティブになろうとしても、ポジティブであることの効用を得ることは難しい。
- 手に入れるポジティブさを確かなものとするためには、(ともすれば不都合で受け入れ難い)事実を直視できている必要があり、不愉快だ。
- しかし、この『不愉快さ』は、避けてよいものではなく、避けられた方が賢いわけでもない。必然のステップだから、前向きに受け止めた方がよい。
- 不愉快なことに考えを巡らす耐性を高める第一歩として、いまの・ありのままの自分を受け入れる感覚を忘れないようにするのが良い。
考えることすら耐え難い、不愉快な事実に直面したとき、ポジティブに、前向きになろうとする癖があった。
前向きになろうとするのは、「うまくいっている人は前向きだから」と思っていたが、それは多分、言い訳だった:本当のところ、「考えることや直視することから逃げたかったから」なのではないか、と思う。
うまくいっている人がポジティブに見えるのは、多分、結果論なのだ。
考えるのも嫌な現実をきちんと直視して、ネガティブな事態をきちんと受け入れて、
一歩ずつ一歩ずつ着実に前に進んだから「結果として」ポジティブになった。
着実にやっているから、「嫌で受け入れ難い現実」が「見るだけで楽しい現実」となる。
だから「結果として」ポジティブになる。
ポジティブだから現実がポジティブになるわけではなくて、
現実をポジティブなものにしていったからポジティブになったんだと思う。
不愉快な事実を直視する、考えを巡らす必要が出てきたとき、できることなら避けようとしていた。
自分のかっこ悪さや至らなさ、打開しがたくて厳しい現実を見ても、すごく辛いだけでどうしようもないし、なんとかなると考えるほうがずっと生産的だと思っていた。
でもそうではなかったのだ。
避けるものではなく、喜んで受け入れるものなのだ。
「嫌で受け入れ難い現実」を直視する過程は、自らの糧になり、力になってくれるものなのだ。
そういうふうに違った見方ができるようになってよかった。
出来ている人はとっくに出来ているんだろうか。
いまになって気づいた自分の愚かさがすごく恥ずかしい。
でもそういう自分を受け入れるから、すこしずつ前に進むような気がする。
「嫌で受け入れ難い現実」を考える。
辛いことを考えることに慣れて、楽しんでいく。
Disclaimer
- クライアント側での8時間のセッション経験を通じたコーチングど素人の個人的な所感は次のようなものです:『コーチング、と一言にいっても、ピンからキリまである』
- 理由
- そもそもコーチ・クライアント同士の相性が(多分)ある
- コーチの状態(気分とかいろいろ)×クライアントの状態(同左)という不確実な変数がある
- 何を以て『コーチング』とするのかについて、素人目でわかりにくい
- 『コーチの質』も素人目でわかりにくい(別に高額な人がそのまま質を意味するわけではない。それより影響の大きい変数はありそう)
- 『コーチだけで成立しない』(クライアントがなんとなく非協力的になると、すぐにコーチングが破綻する)
- つまり何がいいたいのか
- ぴったりなコーチに出会えるかどうかは一定運(だと思う、個人的には)
- だからこそ、以前受けたコーチング微妙だったかも、という人でも、他のコーチで試すのは『アリ』な気がします。
- とはいえ、何回かのセッションで育まれるものも確かにあるように思うので、長く続けるのも大事なような気もする…実際、↑の気づきは7回目のセッションで得たもの。
- 気になることあったら答えられる範囲で答えるよ!ではではー