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カレンダーの流儀
カレンダーを綺麗に埋めるのがたまらなく好きだ。
どのくらい好きかというと、プライベートの予定や睡眠時間、ちょっとした15分単位の作業ブロックに至るまで全てカレンダーに記載している。
もともと綺麗に埋めることが多かったが、作業時間の集計を会社に報告する業務の開始、複数プロジェクトを担当するようになってから拍車がかかった。
仕事の始まりは、カレンダーを埋めることから。
仕事の終わりは、カレンダーを実態に合わせるまで。
本当に好きだ。
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よくメリットはあるのか?と聞かれることがある。
しかし、この際はっきりさせておくが、そんなものはないのだ。
もちろん、
- 業務時間の集計に役に立つ(色分けすると、Googleカレンダーは色別に時間を集計できる)
- 自分のキャパを把握しやすい(タスクを無理に受けすぎないように早めに調整できる)
- 切り替えしやすく、集中力を高めやすい(人間にはマルチタスクはできないから、時間ごとに区切って、この時間は『コレ』と決めてシングルタスクにできる。いわゆるポモドーロテクニックを常時行う感じになる)
- 遅刻が劇的に減る(移動開始時間や睡眠時間をあらかじめ織り込むので、気がついたら遅れていたみたいなことがない)
などは、確かにメリットとして大きい。
(もっとも、カレンダーをいじらなくてもこうしたことは実現できる、たまたま僕に合っているだけ、というのが要因としてはとても大きい)
がしかしだ。カレンダーを緻密にする時間はバカにならない。
※1日に15-20分くらいはカレンダーを触っている(気がする)ので、1週間もあれば1-2時間は捻出できることになる。
その時間仕事しろよ、と上司が言わないかヒヤヒヤする
(幸いにして私は上司に恵まれているので、いまのところ言われたことはないが)
追加で2時間あれば、30分の作業ブロックかmtgを4つ入れることができる。オフィスと自宅を2往復できちゃう。
本当にそれだけの価値があるのか?と聞かれると難しい部分がある。
僕がカレンダーを編集するのは、僕がカレンダーを編集するのが堪らなく好きなだからなのだ。
自分の費やした仕事(その付加価値はさておき)をきちんと記録として残すことや、
1日を有効に活用できた実感があること、
あるいは、1日の予定を綺麗にデザインすること。
その1つ1つが、僕にとてつもない幸福と活力を与えてくれるのだ。
15分を単位としてみれば、8時間の労働は、32個の作業ブロックに変身する。
まだまだ今日できることはたくさんありそう、と気づかせてくれることも好きだ。
意外と、作業の完了見立てと実態があわないことや、mtgにたくさん時間を使ってアウトプットが少ないことに気づく。こうした示唆を与えてくれるのも、好きなポイントだ。
そんなわけで、最後にTips
あなたもカレンダー教に入信したくなっただろうか。
最後に、僕がカレンダーを編集する上でやっていることを書いておく。
今日は、このあたりで。
1 / 接頭辞と自動変換
他人から招待されたカレンダーは例外として、自分で作るカレンダーには必ずタイトルの先頭に【】(墨括弧)をつけている。
僕がよく使うものは次の通り
- 【移動】
- 【作業】
- 【mtg】、【1on1】
- 【lunch】【dinner】【morning】
- 【sleep】【spa】【gym】
なぜ英語かって?その方がかっこよくてテンションあがるじゃないか!!!(括弧だけにね!!!!!あんまりうまくないか!!!!)
入力を早くするために、スマートフォン・PCの両方にユーザ辞書を使って上記の変換を簡単にするのもポイント。
たとえば、『み』と打つと【mtg】にする、みたいな感じ。
2 / 繰り返し設定
睡眠時間や、通勤時間、食事の時間など、定期的にあるものは繰り返し設定を活用する。
隔週・第一日曜日・毎月xx日・毎日、のように、多彩な方法で繰り返しができるので、不定期っぽい習慣などはこういったものも活用するのがおすすめ。
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3 / デフォルトの時間
Googleカレンダーの歯車マーク(設定ボタン)から、
- デフォルトの長さを15分に設定する
- 『30分未満〜』というチェックボックスを外す
こうすると、時間を無駄に30分単位で見なくすることができる。
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